CentoOS7でlspciコマンドが使えない場合の対処方法
Linux(CentOS7)を最小構成で使用している状況で、
PCIデバイス情報を確認するためにターミナルから「lspci」コマンドを実行したら、
"lspci: command not found"(lspciコマンドなんて知らねーよ!!)ってお返事が・・・(涙)
# lspci -bash: lspci: command not found
原因をGoogle先生に手伝ってもらって調査してみると、
lspciコマンドを使うためのユーティリティ「pciutils」がインストールされていないとの事。
lspciコマンドが使えないとLPICのお勉強が先に進められないので、
ちゃっちゃとインストールしてみました。
root(管理者)ユーザーでログインしている状態で、下記コマンドを実行すると無事にインストールできました。
# yum -y install pciutils
ここまできたらroot様にはさよならして頂いて、一般ユーザーでログイン。
再度、lspciを実行してみる。
$ lspci
$ lspci -vv
上記のように「-v]または「-vv」オプションを使うともっと詳細なPCIデバイス情報を表示できます。
参考までにUSB情報を表示するための「lsusb」コマンドが使えない場合も、同様にユーティリティがインストールされていないのが原因なので、
コマンドが使えるように「usbutils」をインストールして対処しましょう。
# yum -y install usbutils
usbutilsのインストールが完了したら、「lsusb」コマンドを実行してみましょう。
$ lsusb
下記画像はrootユーザーで実行していますが、一般ユーザーで実行しても大丈夫です。
「-v」オプションでUSBデバイスの詳細表示を行ってくれます。
$ lsusb -v
「-t」オプションでUSBデバイス階層構造をツリー状に表示してくれます。
$ lsusb -t